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欧米での豚肉の使われ方
同じ豚肉を使った料理でも、日本と欧米では食文化の違いによって調理方法も食べ方も違ってくるということが良くわかります。欧米では古くから食肉が盛んに食卓に取り入れられ、豚肉を使った料理でも大きな塊肉を使って調理されるものが多くあります。豚の骨付き肉を使ったポークチョップやローストポークなどが代表的です。また、「豚肉ときのこのパイ包み」「ポークキッシュ」など、主食となるパイや小麦粉などを使った生地と一緒に調理しているものもあり、オーブンを使った料理が多く見られるのが特徴的です。また、欧米で豚肉と言えば一番多い使われ方は、ハムやソーセージなどといった燻製や豚肉の加工食材ではないでしょうか。欧米で作られた豚肉を加工した食品の中でもちょっと変わっているのが「ランチョンミート」です。もともとはアメリカの軍用食として作られたハムのようなもので「ポーク・スパムミート」「ポーク・ランチョンミート」などといわれることもあります。日本国内では、沖縄で人気の高い食材として一般的に使われていますが、もともと作られたアメリカではあまり好まれていないためほとんど一般家庭で食べられることはほとんどないようです。
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アメリカの定番豚肉料理レシピ
アメリカの家庭料理の定番の一つにポークビーンズがあります。一般低には白いんげん豆を使った豚肉料理ですが、白いんげん豆以外の豆を使っていろいろアレンジできるので、オーブン料理にも使われることがあります。アメリカで作られるポークビーンズは、トマトと豆を使ったスープという感覚ですが、日本で作る場合にはご飯のおかずにすることが多いので汁を少なく作ることが多いようです。
簡単! ポークビーンズレシピ
材料
豚バラ肉 200g、ベーコン 100g、白いんげん豆(水煮を使うと簡単です)200g、大豆水煮 50g、たまねぎ 1個、にんじん 1/2本、ローリエ 1枚、にんにく 1片、パセリ 少々、ホールトマト缶 1缶、コンソメスープの素 1個、塩・コショウ・黒砂糖 少々、トマトケチャップ 少々、オリーブオイル 少々
作り方
1 下準備として、たまねぎ・にんじんは1〜2cmくらいの大きさにしておきます。にんにくとパセリはみじん切りにしておきましょう。豚ばら肉とベーコンも野菜の大きさに合わせて食べやすいサイズに切っておきます。
2 オリーブオイルを深めの鍋にしき、にんにく・ベーコンを炒めます。軽く火が通ったら豚ばら肉をくわえさらに炒めます。中火から強火で軽く焼き色がつくくらいまで炒めます。
3 切っておいた野菜を加えてさっと炒めたら火を弱火にし、トマトのホール缶と白いんげん豆・大豆の水煮を加えます。トマトは木へらなどでつぶし塩・コショウを加えて混ぜていきます。
4 弱火で20〜30分煮込んでいくと野菜から水が出てきますので、ローリエをいれて味を見ながらコンソメスープの素を加えます。蓋をして、さらに1時間〜1時間30分ほど煮込んで最後にコショウとトマトケチャップ、黒砂糖で味を調えて完成です。
ポークビーンズをアレンジ
日本人にもなじみやすい豆を使った豚肉料理ですので、豆の種類をいろいろ変えて見るとまた味や雰囲気の違ったポークビーンズを作ることができます。ホールトマトをイタリアなどで使われている料理用のトマトをざく切りにして加えても簡単に本格的なトマトソースが作れますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
フランスの定番豚肉料理レシピ
フランスでも豚肉は一般的に使われている食材で、イベリコ豚などは日本でも有名なフランスの豚肉で、ハムや燻製などに良く使われています。また、ソテーやパイ包みなどにも豚肉が使われることが多く、豚に使えないところはない、と言われているほどです。
簡単! 豚肉のリエットレシピ
フランスでもさまざまな調理方法で食べられていますが、中でも一般家庭で昔から保存食として親しまれてきたリエットと呼ばれる豚肉料理をご紹介します。豚肉で作ったペースト状のものでフランスではオードブルやそのままパンやクラッカーなどに塗って使われています。ちょっとアレンジして、パイやラザニアに入れて焼いてもとても美味しく食べることができ長期保存も可能なのでぜひ手造りのリエットを作ってみてください。
材料
豚バラ肉 400g、ラード 20g、たまねぎ 1個、にんじん 1/2本、セロリ1/2本、ローリエ 1枚、にんにく 1片、しょうが 少々、タイム 少々、塩・コショウ 少々、白ワイン50ml
作り方
1 たまねぎ・セロリ・にんじんは大きめのざく切りにしておきます。にんにく・しょうがはスライスしておきます。豚ばら肉は5〜10cm程度の大きさに切って塩・コショウを軽くすりこんでおきます。
2 豚肉の表面をフライパンで軽く焼き色がつくくらいに焼いていきます。こうしておくと肉のうまみが閉じ込められて美味しくなります。
3 深めの鍋にラードを入れて溶かします。ラードが溶けてきたらたまねぎ・セロリ・にんじんを加えて炒めます。全体に火が通ったら豚バラ肉とローリエ・タイム・白ワインを加えます。材料が水面から出てしまう場合にはひたひたになる程度まで水を加えます。
4 沸騰したら弱火にしてあくをとります。あくが少なくなってきたら蓋をして、そのまま2〜2時間半ほど煮込みます。
5 豚ばら肉を箸でつまむとほぐれてしまう程度にやわらかくなったら、残っている水分を飛ばします。水分がほとんどなくなったら、へらを使ってかき混ぜるようにして豚肉と野菜をつぶします。できるだけ豚肉と野菜の繊維が細かくなるようによくほぐしてください。ミキサーやフードプロセッサーなどを使っても良いでしょう。
6 ペースト状になったものに塩・コショウを加えて味を調えます。
7 容器に移して荒熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷やして出来上がりです。容器の上の部分にラードの層ができていますので、食べるときは均等にすくって使うか、さっぱりとした部分だけを食べたい場合には、ラードの部分をどかして使ってください。
リエッタをアレンジ
ディップとしてだけでなくいろいろな料理に使うことができるので、フランスの家庭では一回に大目の量でこのリエッタを作っておき、冷蔵庫などで常備してあります。お惣菜屋さんなどでもハーブや塩の量の違うものが豊富に販売されています。日本ではあまり見かけない豚肉料理なのですが、パスタソースに加えても美味しいですし、以外にご飯に合うのでリエッタを使ってオリジナルのどんぶりものを作ってみるのもおすすめです。
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